新規開園の「小平 寳縁の庭（こだいら　ほうえんのにわ）」を見学しました。

令和元年11月に開園した、「小平 寳縁の庭」さんを見学させていただきましたので、その様子をレポートします。

交通アクセスに優れた寺院にある庭園

「小平 寳縁の庭」は、お墓をお守りするお寺「寳壽院（ほうじゅいん）」さんの境内にあります。大変アクセスの良い霊園です。JR中央線「国分寺駅」北口からと、西武新宿線「花小金井駅」南口から立川バスで来られます。お寺のすぐ前にある「官舎前」バス停から徒歩1分です。

最寄り駅は、西武多摩湖線「一橋学園駅」で徒歩約18分です。中央線沿線に住んでいる私は、今回、国分寺駅で西武多摩湖線に乗り換え、こちらのルートでお伺いしました。

霊園までの道のりは平坦で、広い通りなので、散歩のように快適です。写真のようにまっすぐな道が続いていて、迷わずに到着しました。

途中、たぶん桜の木だと思うのですが、並木道が続きます。桜の季節なら、とても綺麗だろうなと思いました。お参りのひとつの楽しみになりますね。

住宅街が途切れると、突然、大きな森が現れます。心が日常から切り替わり、しんとなるのを感じました。

真言宗のお寺　寳壽院

寳壽院さんは、亨保11年（1726年）に開山した、地元ゆかりの名刹です。写真はお寺の入口です。とても厳かな感じが伝わってきます。自然と手を合わせたくなる風情です。

「小平 寳縁の庭」の墓域は、入り口に向かって右側から入ります。

まさに和モダンな庭園

写真は、「小平 寳縁の庭」の入り口から撮ったものです。コンパクトな墓域ながら、決して狭いわけではなく、お墓までの距離が近いので、大変お参りしやすいと思いました。

この日は、午前中に雨が降っていたのですが、参道や墓域に水たまりのようなものはなく、雨の日でも足元を気にすることなくお参り出来ると思います。

和型の墓石がついた、永代供養墓「月」が人気です。

「小平 寳縁の庭」のお墓は、どれも永代供養つきですが、中でも永代供養墓「月」の人気が高いそうです。ご年配の方は、やはり和型のお墓に憧れがあるそうです。7寸のお骨壷を4つ（4名様）まで納めることができます。

霊園によっては、角の墓地は他の墓地よりややお値段が高い場合もあるのですが、こちらの霊園は場所による値段差はありません。角地は写真のように前だけでなく、横もお墓参りに利用できますので人気があります。ご希望の方は、お早めのご検討をおすすめします。

プレート型永代供養墓「花」

プレート型永代供養墓「花」は、プレート型の墓石にお眠りなられている方のお名前を彫刻するタイプのお墓です。7寸のお骨壷を4つ（4名様）まで納めることができます。墓石はとても重厚感があり、和型のお墓とは違った洋風なおもむきを感じさせます。

緑鮮やかな玉竜（タマリュウ）の植栽が絶妙な和モダンさを演出しています。

観音様型集合墓「憶（おもい）」

霊園のいちばん奥で霊園全体を見守っているのが、写真の観音様です。観音様の下は納骨室になっていて、粉骨することなく、7寸のお骨壷に納めたままお眠りいただけます。

お花とお線香を手向ける場所もあります。

和の樹木葬「雪」

観音様の左右に配されているのが、和の樹木葬「雪」です。石碑の代わりに、樹木を墓標として自然に還るイメージの墓所です。樹木葬専用の収骨容器での納骨になります。

白い玉石が現代風の枯山水を演出しています。

すべての墓所が永代供養つき

すべての墓所が、ご契約した期間（年数）まで各墓所で個別にお眠りいただき、それ以降は合祀墓へ移動となります。寳壽院のご住職が永代にわたりご供養し、土にお還しいたします。

駐車場も完備

お寺から道を挟んだ反対側すぐに駐車場があります。墓域から大変近いので、とても便利です。50台まで駐車可能なので、お盆などのお墓参りが多い時期でも安心です。

水場や手桶もそろっています

手桶も充分な数がそろっています。水場のデザインが凝っていて、とてもおしゃれな感じです。蛇口の上の鳥の彫刻は、小さなお子さんは喜ぶのではないでしょうか。

生け垣の木々は、まだ植えたばかりですが、これから大きく育てば立派な生け垣になり、墓域をより和モダンな空間に変えてくれることでしょう。

見学を終えて

「緑豊かな和モダン庭園墓」というキャッチフレーズそのままの霊園でした。世代・性別を問わず、どなたにも好まれるデザインの霊園ではないでしょうか。

現代のお墓事情から、すべてのお墓が永代供養つきというのは、お客様のニーズにぴったりだと思います。

私が見学している間も、3組のご見学者が訪れて、スタッフの方の説明を熱心に聞いていました。

寳壽院のご住職はまだお若い30代の方で、大変お人柄も良く、気さくで親しみやすい方とのことでした。ご住職とお話をして、この霊園に決められた方もいらっしゃるそうです。私はお会い出来なかったのですが、ご見学の際には、ぜひお話をされてはいかがでしょうか。

>>「小平 寳縁の庭」の詳しい情報はこちらをご覧ください。