墓地・霊園を探せる「霊園さがし」コラム墓地・霊園選びのポイント霊園とお墓の種類

いざお墓・霊園を探そうと思っても、「何から手をつけたら良いかわからない」という方がほとんどだと思います。お墓・霊園について調べるのは、おそらく一生に一度経験するかしないかのことだからです。

お墓・霊園の契約には独特の制度がありますので、いちばん簡単なのは資料請求をして、お墓・霊園の販売を担当している方に訊くことです。

でも、「しつこく営業されたら嫌だ」「高いお墓を買わされるのではないか」といった不安があり、資料請求をためらう方もいらっしゃるかもしれません。ただ、申し添えておきますと、そうしたことはまずありません。なぜなら、そうした評判はすぐに広まってしまい、継続して事業を営むことが困難になるからです。インターネットが普及した今では、SNSや口コミサイトで噂はまたたく間に広まり、誰もが知ることができるからです。

霊園の種類やお墓の種類、特徴などについてご紹介していきます。

霊園は複数のお墓が建てられる神聖な場所ですが、宗教的な感情などに配慮し、都道府県知事の許可を得た上で設置、運営される仕組みになっています。

大きく分けると、古くからある仏教系の寺院墓地、都道府県や市区町村などの自治体が運営する比較的安価な公営墓地、そして、それ以外の民営霊園があります。

それぞれ、お墓を建てるための区画を得る必要がありますが、その使用権を永代使用権と呼んでいます。

永代使用権とはその区画を子孫代々に渡って永代使用することを認められる権利です。永代使用をしていくには、一般的には年1回の管理費(護持会費)を支払う必要があります。

管理費が数年以上にわって支払われない状態が続くと、無縁墓となり、区画が整理されてしまうことがあるので注意しなくてはなりません。

寺院墓地の場合は、それぞれの寺院のルールで運営されており、長年にわたって訪れる人がいない、お布施などが払われない状態が続くと利用できなくなってしまうことがあります。

お墓とは

お墓は墓石を中心に構成され、遺骨の埋蔵が可能な施設が備わった建造物と定義されます。

霊園にお墓を建てたい場合には永代使用権を得た上で、石材店で墓石等を購入して、設置工事を依頼する必要があります。

お墓にもいろいろなデザインやタイプがあり、菩提寺の寺院墓地に古くからあるお墓は先祖代々の遺骨が納骨されたり、墓誌に名前と亡くなった日が刻まれていたりするケースが多いです。

ですが、近年お墓を購入される方は、自分1人だけの遺骨を納める個人墓、夫婦2人のみで入る夫婦墓、家族6人から8名ほどの納骨スペースを設ける家族墓などのタイプが主流になってきました。

また、お墓の形、デザインも現在はさまざまなタイプが登場し、自由度も高まっています。基本形となる、よく見るお墓は和型墓と呼びます。角柱長方形のタイプは、墓石に使う石の種類やグレードなどにより、購入費用もさまざまです。

これに対してモニュメントのようなデザインや板状の薄く丸い形状などのタイプを洋型墓と呼んでいます。墓石には■■家といった家の姓や古いお家などでは営んでいる家業の屋号などを入れるのが一般的です。近年は洋型墓を中心にローマ字で夫婦の名前を刻む夫婦墓などが登場しているほか、自分が好きな漢字一文字を刻んだり、意匠を入れたりするといったケースも増えてきました。たとえば、「絆」「心」「偲」といった漢字を刻むなど、一見するとどなたのお墓であるか分からないようなものもあります。

寺院墓地の場合はあまり今どきのお墓を建てることができないケースもありますが、近年の少子高齢化や過疎化などに伴い檀家が減り、宗派不問でお墓を立てさせてくれるなど、お墓の自由度を認める寺院も増えてきました。

一方で民営霊園をはじめ、公営霊園は近年はどんどん新しいスタイルのお墓が誕生しています。どんなお墓を生前に建てるか迷われている方は、近くの霊園などを散策されると参考になるかもしれません。

まとめ

霊園を選ぶ際には信仰されている宗教や宗派の違いをはじめ、お墓参りなどのしやすさや費用などさまざまな点を考える必要があります。

そのうえでお墓を建てる場合、自分好みにするのか、子孫代々に渡って使えるようにしておくかなど、納骨スペースの広さやデザイン、使う石の種類やグレードなど検討すべきことがさまざまあります。

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