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お墓の建て替えは必要?

可能です、お墓の建て替えと修繕

日本では近年、規模の大きな地震が全国各地で頻発しており、地震が起こる度に墓石が倒壊した様子などがニュースで映し出されます。豪雨災害も増えており、墓石が流されるなどの損害も増えています。

一概には言えませんが、やはり建立された年代が古く、築年数が経過したお墓ほど倒壊リスクや流出リスクは高まるものです。近年ではお墓にも耐震工事が施されるようになったり、より強固で堅固な工事が行われたりしますが、古い時代にはそのような技術もありませんでした。古いお墓の倒壊リスク防止のために耐震性強化を図りつつ、老朽化したお墓を美しく建て替えるのも1つの方法です。

建て替え費用を出すのが厳しい場合や、一部の破損や劣化が気になる場合には修繕も可能です。

ここではお墓の建て替えや修繕について詳しく見ていきます。

お墓の建て替えと修繕が必要な訳

お墓の耐久年数は150 年前後と言われ、先祖代々の古いお墓が今も残されているケースは少なくありません。日本人の技術は古くより精緻で丁寧でしたので、お墓は丈夫に造られてはいますが、現代のような耐震設計や耐震技術はありませんでした。

東日本大震災や熊本地震、北海道地震など大規模地震が起こる度に墓地や霊園で墓石が無残に倒壊している様子をニュース番組などで見ると、やはり古いお墓ほど倒壊リスクが高いことがわかります。比較的新しいお墓であったとしても、お墓の耐震構造が普及する以前に建てたものだと不安は残ります。

お墓が倒壊すると、偶然にも墓参りに訪れていた家族や、近くにいた他人などに損害を与えてしまうリスクも否めません。見た目にも汚くなり、破損個所が見られたり、刻まれた文字がわかりにくくなってきたりしたといった場合には、思い切って建て替えを行い、最新の耐震構造を備えた堅固で耐久性の高いお墓にリニューアルすると安心感は高まります。

近年は豪雨災害も各地で起こっていますが、洪水で墓が流出するリスクをはじめ、納骨室に浸水してしまうとご遺骨にも影響が生じます。老朽化して納骨室の間に地割れやヒビができているなど不安要素があれば、建て替えは無理でも修繕はしておきたいものです。

なお、お墓の建て替えや修繕を実施したときには墓地霊園管理者に了解を得たうえで、通常は墓地・霊園で提携している石材店に依頼するのが基本です。

主な建て替えと修繕について

墓石が傾いてぐらぐらしている、大きな亀裂が入っている、大きな破損があるといった場合には建て替えをおすすめします。ただ、お墓の建て替えには、付随してさまざまな作業が発生します。

まず、納骨室に納めてあるご遺骨を一時的に移転して保管する必要があります。通常は墓地霊園の管理者に預かってもらうのが一般的ですので、どのようにすればいいか管理者に確認をとりましょう。

納骨室に影響がない修繕の場合は、ご遺骨の移転は必要ないので、その分スムーズに工事ができます。

納骨室への雨水流入を防ぐ対策としては、石材接合部分の目地の再コーキングや水抜きの設置をはじめ、敷地部分に水除シートを張る、地下部分のひび割れを防止するために植木の根切りを行うなど、さまざまな対策方法があります。

お墓そのものではなく、外柵の作り替えや、香炉や花立など仏具類のリニューアルをすることも修繕作業に入ります。

石材店と相談のうえ、見積もりをとって、よく検討してから建て替えや修繕を実施しましょう。

まとめ

お墓は長い耐久性があるものの、やはり、長い年月を経ることで老朽化や劣化が進みます。耐震技術がなかった時代に建てられたお墓は、近年頻発している大規模地震によって倒壊するリスクもあり、耐震工事を施しての建て替えを検討するのもリスク対策になります。

建て替えの場合は遺骨を一時的に預かってもらうなどの対応も必要です。

また、劣化部分の修繕や仏具類の交換、外柵のリフォームなども可能です。

先祖代々のお墓を継承されている方は、一度、お墓のまわりを点検してみてはいかがでしょうか。

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